2013年8月19日月曜日

Structuring knowledge of Buddhism

いつもちゃんと調べようとしてなかなか出来ていなかった。よくお不動様(=不動明王)をお参りするのだが、色々な仏様にご縁がある割にちっとも知識がストラクチャされないので、この際ちゃんと整理する事に。リンク先と引用は全てWikipediaから。何でも載っているWikipedia。ありがたやありがたや・・・

まずは代表的な四如来:

  • 大日如来・・・真言密教の教主。「万物の慈母」、「万物を総該した無限宇宙の全一」とされる汎神論的な仏。真言宗で最も偉い仏様ということで正しい理解だろうか
  • 阿弥陀如来・・・大乗仏教の如来の一尊。阿弥陀様。無明の現世をあまねく照らす光の仏にして、空間と時間の制約を受けない仏であることをしめす。西方にある極楽浄土という仏国土(浄土)を持つ
  • 釈迦如来・・・仏教の開祖釈迦(ゴータマ・シッダッタ、ガウタマ・シッダールタ、瞿曇悉達多)を、仏(仏陀)として敬う呼び方。お釈迦様
  • 薬師如来・・・大乗仏教における如来の一尊。薬師如来は東方浄瑠璃世界(瑠璃光浄土とも称される)の教主。瑠璃光を以て衆生の病苦を救うとされている。無明の病を直す法薬を与える医薬の仏として、如来には珍しく現世利益信仰を集める。東方の如来という事から五智如来の阿閦如来とも同一視される
大日如来の化身、もしくはその内証(内心の決意)を表現したものが不動明王であると見なされている。「お不動さん」の名で親しまれ、大日大聖不動明王(だいにちだいしょうふどうみょうおう)、無動明王無動尊不動尊などとも呼ばれる。アジアの仏教圏の中でも特に日本において根強い信仰を得ており、造像例も多い。

お不動様は五大明王の中心となる明王である:

ちなみに明王とは、「仏の知恵(真言)を身につけた偉大な人」という意味である。一般に、密教における最高神大日如来の命を受け、仏教に未だ帰依しない民衆を帰依させようとする役割を担った仏尊を指す。或いは全ての明王は、大日如来が仏教に帰依しない強情な民衆を力づくでも帰依させるため、自ら変化した仏であるとも伝えられる。そのため、仏の教えに従順でない者たちに対して恐ろしげな姿形を現して調伏し、また教化する仏として存在している。

明王は一般的に「天」と名の付く天部の神々(毘沙門天帝釈天弁才天等)と同様に、古代インド神話に登場する神々、特に夜叉阿修羅と呼ばれた悪鬼神が仏教に包括されて善の神となった者が多いのが特徴である。明王はもともと古代インド神話においても「天」より高い見地に所在していた神であることが多く、仏教に包括された後も「天」は仏の世界を支える須弥山という山の守護を主役割とし、明王は民衆の教令を主とするなどその役割に違いが現れている。

ちなみに「天部」に属する諸尊は、仏法の守護神・福徳神という意味合いが濃く、現世利益的な信仰を集めるものも多数存在している。

阿弥陀様は、阿弥陀三尊として祀られるときは、脇侍に観音菩薩(特に聖観音)・勢至菩薩を配する。但し、阿弥陀三尊のうちの左脇侍像として安置される観音像については、単に「観音菩薩像」と言うのが普通で、「聖観音」と称するのは、独尊像として祀られる場合にほぼ限られている。

観音菩薩は菩薩の一尊であり、北伝仏教、特に日本や中国において古代より広く信仰を集めている尊格である。「観世音菩薩」または「観自在菩薩」ともいう。「救世菩薩」(くせぼさつ・ぐせぼさつ)など多数の別名がある。一般的には「観音さま」とも呼ばれる。

密教では聖観音十一面観音千手観音如意輪観音馬頭観音准胝観音(または准胝観音に代えて不空羂索観音)を「六観音」と称している。観音像には十一面観音、千手観音、如意輪観音など、多面多臂の変化観音と、こうした超人間的な姿ではない、1面2臂の観音像とがあり、後者を指して「聖観音」または「正観音」と称する。

六観音六道輪廻(ろくどうりんね、あらゆる生命は6種の世界に生まれ変わりを繰り返すとする)の思想に基づき、六種の観音が六道に迷う衆生を救うという考えから生まれたもので、地獄道-聖観音餓鬼道-千手観音畜生道-馬頭観音修羅道-十一面観音、人道-准胝観音天道-如意輪観音という組み合わせになっている。

お釈迦様は釈迦三尊として祭壇に置かれる場合が多い。脇侍は文殊菩薩普賢菩薩が多い。

薬師如来日光菩薩月光菩薩を脇侍とした薬師三尊像として安置される場合がある。また、眷属として十二神将像をともに安置することが多い。

十二神将は、仏教の信仰・造像の対象である天部の神々で、また護法善神である。薬師如来および薬師経を信仰する者を守護するとされる十二体の武神である。つまり、神様である十二神将が仏様である薬師三尊をお守りしてるわけですね。
  • 宮毘羅(くびら)大将・・・亥年
  • 伐折羅(ばさら)大将・・・戌年 / 金剛力士 (仁王様)
  • 迷企羅(めきら)大将・・・酉年
  • 安底羅(あんちら)大将・・・申年
  • 頞儞羅(あにら)大将・・・未年
  • 珊底羅(さんちら)大将・・・午年
  • 因達羅(いんだら)大将・・・巳年 / 帝釈天
  • 波夷羅(はいら)大将・・・辰年
  • 摩虎羅(まこら)大将・・・卯年
  • 真達羅(しんだら)大将・・・寅年
  • 招杜羅(しょうとら)大将・・・丑年
  • 毘羯羅(びから)大将・・・子年

ということで、メジャーどころの仏様だけでもこれだけいらっしゃるわけですが、如来、菩薩、明王、天部、という4つの仏様のグループを漸く理解し、何となく相関がハッキリしてきました。

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